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味の素がバングラデシュに販売法人を設立

 味の素は9月20日、バングラデシュにコンシューマー向け調味料・加工食品事業の販売法人を設立したことを明かにした。新会社「バングラデシュ味の素」の資本金は4.1億タカ(約4億5,000万円)で、タイ味の素が60%、味の素本社が40%出資している。社長は姫岡健(ひめおか・けん)氏。今年の12月から販売を開始する予定だ。はじめは、まずインドネシア味の素より「味の素」を輸入・販売からスタートし、アセアンの現金直売ノウハウを活用するとともに、マーケティング活動の強化を図り、コンシューマー市場において同国NO.1を目指す。リパック(詰め替え)工場をダッカ市内の工業団地に建設を予定しており、2012年6月の稼働を目指している。
 味の素は2011~2013年の中期経営計画において、海外コンシューマー事業の強化・伸長を基本方針として掲げており、その中で新たな地域へのチャレンジを課題としている。アジア・アフリカなどは今後の成長が期待される重点地域とされている。