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全油連が研修会を開催

 全国油脂事業協同組合連合会(全油連)は10月25~26日、東京・浅草の浅草ビューホテルで、恒例の研修会を開催した。今年は、「廃棄物処理業者に望むこと」(日本マクドナルドナショナルオペレーション本部オペレーションアンドエクイップメント開発部の深井勝彦マネージャー)、「廃棄物行政と廃棄物処理法の改正について」(環境省産業廃棄物課の井上有希子主査)、「農業政策と油脂事情について」(農林水産省食品製造卸売課の恩田孝夫課長補佐)による3題の講演のほか、全油連青年部による全体討議を行った。
 冒頭に水野泰幸会長は「恒例となった研修会も今回9回目となり、研修内容も年々充実している。油脂業界をめぐる状況は大きく変化しているが、わが国の環境型社会に貢献できるよう取り組んでまいりたい。今日、明日の討議や講義を今後の仕事に役立てて頂ければ幸いである」と挨拶した。
 全体討議では、国内のバイオディーゼル(BDF)事情、韓国のBDF事情、不法・脱法行為と対応、東日本大震災について報告され、活発な意見交換が行われた。