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第一石鹸が北九州市に新工場建設

 第一石鹸は、液体洗剤のさらなる生産能力増強のため、福岡県北九州市小倉の臨海部に新工場を建設する。約6億円を投じて、2012年1月に着工し、同年7月頃に稼働する予定だ。
 同社は、関東工場(群馬県邑楽郡板倉町)と九州工場(北九州市)で合計年間3万トンの家庭用・業務用の洗剤を生産しているが、現工場の近隣に新たに年産8,000トンの工場を建設し、九州地区の生産能力を現在の3倍強に拡大する。
 新工場では従来の液体洗剤に加え、化粧品および医薬部外品製造ラインを新設し、生産品種の拡大も図っていく。
 敷地面積は、現工場の約2倍の約9,440㎡。従業員数は現在の15人増の約70人体制になる。
 なお、現工場は閉鎖し、土地は売却する予定。
 今回の新工場建設により、消費者ニーズの多様化に迅速に対応できる生産体制を構築し、消費者ニーズに基づいた魅力ある製品の開発・提供とサービス体制の強化を推進していく。