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オールマスコミライオン会に760名のマスコミ人が集結
変革のスピードアップ図ると濱社長

ライオンは1月24日東京・ホテルオークラにおいて、今年で5回目となる「2012年オールマスコミライオン会」を開催した。新聞、テレビ、ラジオ、衛生放送、雑誌、業界紙など全国からマスコミ関係者約760名が参加した。挨拶に立った藤重貞慶会長は「昨年は未曾有の激甚災害に襲われた1年で、被災者には心からお見舞いいたします。ライオンとしてできる限りの支援をこらからも続けたい」と語り、こうした中で「生産、物流のインフラが大きな影響を受けたが、ライオンは3年連続で過去最高の営業利益を達成できる見通し」であることを明かにした。
 同社は昨年10月30日に創業120周年を迎え、ビジョン2020の中・長期経営計画を策定するとともに、経営体制を刷新し、濱逸夫氏が新社長に就任し、最高経営執行責任者としてビジョンの達成に当たることになった。濱社長は、研究所で28年間商品開発を担当し、特に触媒技術で大きな成果を挙げてきた。改めて社長就任に当たって濱社長は、「現在は化学反応が進行している真っ只中であり、その反応スピードをアップし、経営者として自ら触媒になって、ライオンの発展に繋げたい」と決意を表明した