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J‐オイルミルズがマイスター講習会を開催

 J‐オイルミルズは3月22日、東京・六本木の同社テクニカルアドバイザリーセンターにおいてマイスター講習会を開催した。会場には、洋菓子店を中心に洋菓子メーカーやプレス関係者なども含めて80名強が参加し、大盛況だった。
 今回の講習会では、国内外のコンクールで多数の受賞歴を持つ、パティシェの菊地賢一氏を講師に招き、昨秋に発売した「マイスターフェルメラ」のほか、「ルガールクリームチーズ」や「スプレンダーL」を活用した洋菓子のアイデアや技術などを紹介した。
 冒頭、挨拶に立った山形芳弘執行役員マーガリン事業部長は「今回はマーガリンで広がる洋菓子の世界と題して、菊地賢一パティシエをお招きして、講習会を開催した。メインで紹介する、マイスターフェルメラは、通常のマーガリンはバターの代替品という視点で開発されるのに対して、この商品は、マーガリンの持っている機能性、経済性などを備えたマーガリンという独立した製菓材料として認識して頂けると思う。菊地パティシエも研究熱心で、マイスターフェルメラをどう使えば良いのか、色々な商品毎にベストな配合を検討し、紹介して頂けることになっている。当社としては、バターだけよりも、マーガリンを使うことでむしろ美味しくなることを実感して頂ければと思う。市場環境は厳しいが、お客様の今までにないもの、本当に美味しいものを食べたいというニーズは変わっていない。本日の講習会が皆様の製品作りに少しでもお役に立てればと願っている」と述べた。