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日本油脂検査協会の新評議員会議長に大込一男日清オイリオ会長が就任

公益財団法人日本油脂検査協会は評議員会を開催し、新議長に大込一男日清オイリオ会長を選任した。また新たな評議員に、梅田純和J-オイルミルズ社長と岡田茂昭和産業社長が就任した。評議員会後の懇親会で、戸谷洋一郎理事長は「昨年4月から公益財団法人として新たな1歩を踏み出した。組織が変わって第1回の評議員会になるが、新たに2名の方が評議員に就任された。また佐々木議長が退任され、日清オイリオグループの大込一男代表取締役会長が新議長に就任された。佐々木前議長は2期4年にわたり、重責を果たされ、特に公益財団法人の認定の際にはご努力を頂いた。また大込新議長には、御指導ご鞭撻をお願いしたい」と述べた。
 大込一男新議長は「日本油脂検査協会は昭和48年に設立され、食用油のJAS格付け、安全性の確認など、地味ではあるがこつこつと成果を挙げてこられた。こうしたご努力が公益性として高く評価され、公益財団法人の認可をいち早く得られることにつながった。このほど財団業務の公平性、透明性を確立するため、公平性委員会が設置されることになった。これからますます、食品の品質、安全性を確認する仕事は重要になる」と挨拶した。