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日本畜産副産物協会が通常総会を開催

 日本畜産副産物協会は6月7日、東京・大森の大森東急インで第14回通常総会を開催した。
 まず、冒頭に前副会長で先月亡くなった杉田明司に黙とうを捧げられた。
 続いて、本山逸郎会長は、「昨年、会長に指名されて1年間務めて、協会がどこか旧態以前としている部分があり、変えていかなければならない部分、あるいは変えなくても良い部分が混在していることを肌身で感じた。先立っての理事会でもお話ししたが、5年先、10年先のことを考えて提言できる理事会、協会にしていきたいと考えている。BSEや口蹄疫の問題など予見できないことが多々起こる中で、行政の指導で進めていかなくてはならないことも確かだが、業界が自分たちの努力でもっと考えなくてはならない。前向きの意見を頂きながらご協力をお願いしたい」と挨拶した。
 総会では、平成23年度事業報告および収支決算報告、24年度事業計画・収支予算案、定款の変更などを審議し、多数意見で事務局案を承認した。なお、24年度内に一般社団法人への移行を進める。