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雪印メグミルクが新商品発表会

 雪印メグミルクは7月27日、東京・早稲田のリーガロイヤルホテル東京で「平成24年秋季新商品発表会」を開催した。
 冒頭に、小西寛昭取締役執行役員が「消費者が商品価値を吟味し、商品を厳選して購入するといった賢い消費動向がみられる。こうした中で、この秋に発売する商品については“選択と集中”を行い、既存ブランドの強化と定番プラス新しい価値の二つを軸にして準備を進めてきた。当社が提案する新しい価値の源は、技術のシーズの創出にある。技術シーズの創出とそれらを活用した強いNB商品の開発について、合併新会社のスタート以来、総合乳業メーカーとして重点的に取り組んできた」などと挨拶した。
 続いて、市乳部門の新商品については、研究開発部商品企画グループの都築栄二氏が発表した。乳食品部門については、同グループの小平裕介氏が注力の新商品を中心に紹介した。
 その後、技術セミナーとして、「乳酸菌による健康維持と長寿~免疫制御機能の観点から~」という演題で、北海道大学遺伝子病制御研究所の宮崎忠昭特任教授が講演した。
 今秋は、バター・マーガリン関係では、新商品「雪印ぬりやすいソフト&バター」や改良品「雪印ネオソフトキャノーラハーフ」など5品を投入する。「ネオソフトキャノーラハーフ」は、さわやかな風味に仕立て、美味しさをさらに向上させた。原料には、キャノーラ油を使用している。