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6回目を迎えたオールマスコミライオン会

 ライオンは1月24日、東京・港区のホテルオークラにおいて「2013年オールマスコミライオン会」を開催した。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、広告代理店など全国から700名超を超えるマスコミ関係者が参加した。
 冒頭挨拶を行った濱逸夫社長は、創業120年を契機に発表した2020年に向けた「Vision2020」を含めてライオンの目指す姿と、マスコミとのコラボレーション等について報告した。
 Vision2020では、ライオンの目指す3つの姿として、1)くらしとこころの価値創造企業を目指す、2)環境対応先進企業を目指す、3)挑戦・創造・学習企業を目指すことを挙げている。これを1)国内事業の質的成長、2)海外事業の量的成長、3)新しいビジネス価値の開発、4)組織学習能力の向上という4つの事業戦略で推進している。「ライオンは健康・快適・環境という3つの提供価値をキーワードに、日用品、OTC医薬品、そして機能性食品という事業カテゴリーを通してお客様の今日と未来に貢献していきたい」と語った。

 質的な成長を事業戦略とする国内事業では、企業価値の浸透のためのコーポレートブランディング活動、新価値提案による新たな市場創出のためのものづくりマーケティング活動、購買行動の誘引に向けたコミュミケーションのためのライオンファンづくり活動という3つの活動を軸にマスコミ各社とコラボレーションを実現していく。
 「企業スローガン『今日を愛する。LION』には120年にわたり人々の暮らしをみつめ続けてきたライオンが、一人一人の未来に向けた今日に貢献をしていきたいという決意が込められている。しっかりとこのライオンの思いが生活者に浸透するように」(濱社長)、コーポレートブランディング活動に取り組んでいく。