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 アメリカ穀物協会が「米国コーン・アウトルックシンポジウム2013」を開催
 2012/13年産はたん白、油分など品質良好

 アメリカ穀物協会は4月18日、東京・港区のホテルオークラにおいて「米国コーン・アウトルックシンポジウム2013」を開催した。
 今年は、「アメリカ穀物協会トウモロコシ輸出貨物品質レポート」(アメリカ穀物協会グローバルトレード・マネジャー ケビン・リプキー氏)、「米国・世界のトウモロコシ需給」(同)、「米国トウモロコシ生産者の展望」(アメリカ穀物協会理事 ロン・グレイ氏)、「トウモロコシ種子開発の現状と将来展望」(アメリカ種子取引協会国内・国際政策担当上級副会長 バニース・スラッツキー氏)という、4題の講演が行われた。
 2012/13年産のトウモロコシ輸出貨物品質について、ケビン・リプキー氏は、「概ね非常に良好な作柄だと思っている」と述べた。前年の報告と比較すると、容積重、たん白質、油分、損傷などで前年を上回り、BCFM(異物)、水分含量、でん粉については下がっている。干ばつという悪条件の中で、ほとんどの項目で良好な結果が示された。