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太田油脂が伊勢神宮第62回式年遷宮の御灯明油搾り初め式

 太田油脂は7月25日、愛知・岡崎市の本社で、伊勢神宮の第62回式年遷宮の遷御で灯される燈明油「恭奉浄油」の搾り初めの式典が執り行われた。
 同社では、昭和37年以来、毎年伊勢神宮に国産ナタネの御燈明油を毎年奉献しているが、今年は20年に1度の式年遷宮の年に当たるため、国産椿の実から絞った特別な御燈明油を奉献する。椿油が選ばれるのは、新宮殿を汚さないように、油煙が少ないためである。
 当日は奉献清め神事の後に、椿の実を破砕機で粉砕し、玉締め機で搾油が行われた。
 今後は8月23日に御燈明油の奉献出発式が行われる。