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「第6回居酒屋産業展」にボーソー油脂が出展

 8月5日から7日の3日間、東京ビックサイトにおいて外食産業活性化のための専門展示会、「INTER-FOOD JAPAN 2013」が開催された。同展示会は外食関連の7つの展示会が同時開催されたもので、その中の「第6回居酒屋産業展」にボーソー油脂が出展し、同社主力製品であるコメ油を紹介した。
 同社のコメ油は、“口当たりがよくかるい”“酸化に強い”“油酔いしにくい”などといった特長が認められ、揚げ物専門店、そば屋、串揚げ屋、中華料理店など有名店やこだわりを持つ店で幅広く使用されている。しかし、飲食店の中には油を単に熱媒としてみている所も多く、コメ油の認知度は決して高いとは言えない。今回の出展では“コメ油”の認知を広めると共に、味や品質にこだわりを持つ飲食店にコメ油の美味しさや特長を知ってもらうことで、コメ油の使用を促進し、すそ野を広げていくことを目的としている。
 ブースコンセプトは“創業65年「老舗油屋」”であり、デザインやレイアウトだけでなく、社員が女将や板前風の風貌で対応するなど大変凝った演出が行われた。また対面式で厨房を設置しており、訪れた人に“厨房が油臭くならない”などコメ油の特長を実際に体感できる作りを意識した。
 また、ブースでは特別企画として揚げ物の食べ比べ投票も行われた。来場者に“コメ油”と“一般的な油”で揚げたポテトチップスを、名前を伏せた状態で食べ比べてもらい、美味しいと感じた方の投票ボードにシールを貼って投票してもらうという企画である。初日の段階でボードがシールでいっぱいになってしまう程の投票があり、飲食業従事者のコメ油に対する反応も“あっさりしていて美味しい”など大変好評であった。また、店舗でのメニュー開発のヒントとして「米油を使ったお酒に合うメニュー」のレシピが無料配布され、料理人の小早川陽青氏が考案した「あさりとにんにくの米油煮」、「レタス巻き納豆ドレッシング」と他2品が紹介された。
 今回の出展で受け付けていたコメ油のモニター店舗の募集についても、居酒屋やラーメン屋、そば屋、イタリア料理店など幅広い飲食店から予想を遥かに上回る応募があったという。また、産業給食や介護施設など純粋な飲食店以外からも反応があり、コメ油のさらなる可能性が垣間見える催しとなった。