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「フード・アクション・ニッポン アワード2013」で、昭和産業と築野食品工業が優秀賞を受賞

 食料自給率向上に寄与する優れた取り組みを表彰する「フード・アクション・ニッポン アワード2013」(以下、FANA、実行委員長:小泉武夫東京農業大学名誉教授)の受賞者が12月3日に発表された。
 油脂メーカーからは、昭和産業の「国産籾米を配合した飼料『こめっ粉シリーズ』の開発」が研究開発・新技術部門で優秀賞を、築野食品工業の「山椒香味油」が商品部門で優秀賞を、それぞれ受賞した。
 FANAは、農林水産省が立ち上げた食料自給率を向上させる取り組み「フード・アクション・ニッポン」の活動の一環として、国産食品を安心して美味しく食べていける社会の実現をめざし、食料自給率向上に寄与する事業者・団体などの取り組みを広く募集し、優れた取り組みを表彰するもの。
 5回目となる今回は、全国の事業者・団体などから819件の応募があり、「大賞」1件、各部門の「最優秀賞」・「優秀賞」34件、「審査委員特別賞」10件、「食べて応援しよう!賞」5件、「食文化賞」5件、合計で55件が選ばれた。
 12月3日に東京・大手町のサンケイプラザで表彰式を開催し、受賞者の表彰や紹介、審査委員長による総評などが行われた。また、同日に有楽町駅前で見本市を開き、受賞した商品や取り組みを展示した。