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味の素が2014年春季新製品説明会を開催

 味の素は1月8日、東京・品川の品川プリンスホテルにおいて2014年春季新製品説明会を開催した。
 品田英明取締役常務執行役員食品事業本部長は、家庭用製品の販売状況について触れて「上期は、前年比103%と堅調に推移している。既存ブランドの強化を図っており、特に『Cook Do』はこの上期も103%と伸ばし、過去最高の売り上げを記録した。『中華だし』も同様(過去最高の売り上げ)だった。さらに、2012年に新製品発売で参入した和風・洋風調味料市場、中華だし市場、鍋の素市場においても市場の大幅な拡大に私どもの新製品が貢献している。直近は、鍋の素が需要期で11月、12月に当社の売り上げが3倍近い売上げで推移している」と語り、特に生活者のニーズに対応した製品開発が評価されているという。
 今年の春季新製品では、新カテゴリーを創造する商品として期待されるのが、サラダ用シーズニング「Toss Sala」(トスサラ)である。同製品は、働く女性の声を製品開発に活かすために、イー・ウーマン(佐々木かをり社長)と取り組み、ブレスト会議などを経て共同で開発した。「Toss Sala」は、野菜に加えてトスする(まぜる)だけで、見栄えも食感もよいサラダが簡単にできあがる、トッピング入りサラダ用シーズニングである。容量は、1回使い切りの20g前後。2月3日から首都圏1都7県で先行発売を開始する。