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日本石鹸洗剤工業組合が第55回通常総会を開催

 日本石鹸洗剤工業組合は、5月29日、東京・千代田区の銀行倶楽部において、第55回通常総会を開催した。任期満了につき役員改選が行われ、理事長・副理事長は全員留任となった。新たに、新任理事に玉の肌石鹸社長の三木晴信氏、監事に太陽油脂社長の網干雄三郎氏が就任した。
 瀧山理事長は、総会冒頭の挨拶の中で、業界について、「増収は結構だが、増益がなければ企業は成り立たない。そういう意味で今までの営業を考えると、われわれの業界は輸入原料が上がる中で末端価格を上げられなかったら、その部分は全部減益になる」と述べ、「皆でそれをリカバーできることがこれから必要ではないか」と訴えた。
 また、「どんどん成長を狙うのではなく、企業一つ一つが健康な企業になることが、生き残る大きな方法ではないかということも、特に中小企業には必要」と挨拶した。