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理研農産化工の第2四半期決算は減収増益

 理研農産化工は11月11日、平成27年3月期第2四半期連結業績を発表した。
 当期の業績は、売上高132億3,700万円(前年比83.8%)、営業利益1億8,600万円(同2億4,800万円増)、経常利益2億1,200万円(同2億600万円増)、四半期純利益1億3,600万円(同1億4,200万円増)の減収増益となった。主因は、円安進行による油脂原料高の中、製品販売価格の是正とコスト削減に取り組んだためとしている。また、販売数量は油脂、製粉とも前年対比で減少した。
 油脂事業については、円安による不安定な原料相場の中、販売価格の是正および物流コスト削減に取り組んだ結果、販売数量は減少したが増益となった。
 なお、通期の業績見通しは、販売価格の是正、設備投資や改善活動による製造部門の効率化、物流合理化等、引き続きコスト削減に取り組むことにより、売上高270億円、経常利益4億5,000万円、純利益3億円を見込んでいる。