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日本水産が2015年春夏新商品発表会を開催

 日本水産は1月28日、東京・港区の八芳園において「2015年春夏新商品発表会」を開催した。初めに、取締役執行役員食品事業執行の大木伸介氏が商品開発背景について、流通業界の実績、65歳以上のシニアの買い物の実態、アベノミクスの成長戦略における規制緩和、機能性表示制度の変更、購買活動の分析、年代別に異なる健康意識、国産品への回帰などの観点から説明した。
 
 新商品のコンセプトは、ベーシックな商品はよりおいしくブラッシュアップを図り、新たな商品は、“簡単・便利・安全”をベースにしたシニアマーケット、“プチプレミアム”のような生活様式、健康志向ニーズへの対応という3つの切り口で展開していく考えを語った。
 冷凍食品から新発売の「ほしいぶんだけ肉春巻」は4種類の具が入った肉春巻で、低温の油でじっくり火を通してから高温で揚げ、パリパリの皮に仕上げている。おにぎりカテゴリー売り上げNo.1の「大きな大きな焼きおにぎり」は、改良により醤油の風味がアップし、より香ばしくなった。EPA・DHAを300mg配合した豆乳クッキー「EPA+(エパプラス)」シリーズからは、「あずきミルク味」「サクサク食感 レモン味」を新発売し、人気女性誌「美的」とコラボレーションした「カフェラテ味」「サクサク食感 えだ豆味」を期間限定で発売する。
 
 同社は新商品52アイテム、リニューアル品37アイテム、合計89アイテムを発売し、売り上げ目標は、新商品で約51億円、合計で約174億円を掲げている。