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FOOMA JAPAN 2015が6月9日より開催

 日本食品機械工業会は、来る6月9~12日までの4日間、東京ビッグサイトにおいて「FOOMA JAPAN 2015」を開催する。開催に先駆けて、4月8日、東京・港区の第一ホテル東京において記者発表会を行った。
 38回目を迎える今回は、“発見!「食」はいつも進化系。”をテーマに、679社が出展し、出展面積2万8,102㎡の昨年を上回る規模で開催する。同展示会は、食品製造プロセスのあらゆる分野を網羅するアジア最大級の「食の技術」の総合トレードショーとして着実に成長、発展し、例年10万人規模の安定した集客を誇る。近年は海外からの来場者数も増加傾向にある。同展示会実行委員長の櫻澤誠氏は「食品ビジネスの成長や発展について考え、お取組み頂く皆様にとって、豊富な機械・設備・情報が揃ったFOOMA JAPANをぜひ役立ててもらいたい」と挨拶した。

 今回の特徴としては、「衛生対策・管理」分野で出展社数が増加していることや、多様化する製造現場ニーズに合わせてロボットメーカーからの出展社が増加傾向にあること、海外からの出展やセミナーが充実していることなどがある。グローバルスペースでは、15ヵ国から16機関・団体等が出展し、来場者に食材や市場動向、投資環境など、企業が海外に進出するための情報を提供する。
 また、欧州の食品機械の衛生基準ガイドラインを設定しているEHEDGのクヌート・ローレンツェン会長の講演など、多彩で有意義なセミナーや研究発表が予定されている。好評のFOOMAビジネスフォーラムでは、経済評論家の勝間和代氏による講演が、昨年同様出展者も参加できるよう展示会閉会後の午後5時から催される。