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日清オイリオグループが食用油初の機能性表示食品
血圧が高めの方向け「日清健康オイル アマニプラス」を発売

 日清オイリオグループは今年4月に施行された機能性表示食品制度を活用し、食用油で初めての機能性表示食品として、血圧が高めの方向けの健康オイル「日清健康オイル アマニプラス」を10月15日より発売する。これに先駆け同社は10月5日に新商品発表会を開き、食品事業本部の佐藤龍生商品戦略部長が商品特長や発売の背景今後の展開について説明した。
 佐藤部長は発表会ではじめに「当社は、アマニ油に含まれているα-リノレン酸について、かねてより研究に取り組んでおり、この健康成分、栄養成分の血圧に対しての効果が機能性表示食品制度という新しい制度を活用することによって商品化できるところに至った」と述べた。
 「日清健康オイル アマニプラス」(600gPET)は、通常の食用油に替えて摂取すると(14g/日、α-リノレン酸として2.6g)、血圧が低下するという結果が臨床試験で得られている、食用油で初めての機能性表示食品となっている。2つめの特長として佐藤部長が挙げたのは普通の食用油同様の使い方ができることだ。「サプリ的オイルが今、脚光を浴びているが、そのひとつであるアマニ油を約30%配合している。今までの健康オイルはどちらかと言うと原材料より機能感を前面に出していた商品群であったのに対し、この商品はアマニ油の健康感、天然感を前面に出したパッケージとなっている。同時に、実はアマニ油は非常に熱心なファンの方が多い食用油だが加熱調理に適していないため、(今春発売した)『日清アマニ油』には生でお使いくださいということを記載しているが、この商品は当社独自のブレンド技術により、ナタネ油をベースにアマニ油とコメ油を配合しており、普通の食用油と同じように揚げ物から炒め物まで加熱料理全般に使えることと、コメ油を配合していることで料理の甘みを引き立てる特性がある。今までのアマニ油のファンの方だけではなく、健康に関心のある幅広い方々の注目を集めることができると確信している」と語った。