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ライオンが雨活アイデアコンテスト2015の表彰式開催

 ライオンは、全国の小中学生を対象に雨水の有効活用を通じて“水の大切さ”に気付いてもらうことを目的に開催した「雨水アイデアコンテスト2015」の表彰式を1月9日に東京スカイツリーで行った。
 5回目を迎えた今回のコンテストには、作文、ポスター、自由研究、スローガンの4部門あわせて5,090点の応募があり、最優秀賞8点、優秀賞8点、佳作33点、学校奨励賞2校、学校努力賞3校が選ばれた。当日は、最優秀賞受賞者とその保護者を招き表彰式が開催されたほか、通常は一般に立ち入れない東京スカイツリーの地域冷暖房施設のや、展望デッキ、展望回廊の見学を行った。
 表彰式冒頭に主催者挨拶を行ったライオンの小竹由紀CSR推進部長は「作品からは一生懸命取り組んだことが伝わり、加えて家庭の中で家族の方と色々な会話をしながら気付きを得て作品にしたことが伝わった。未来を担う皆さんに身近な雨水を通じて水の大切さに気付いて欲しいという思いで毎年コンテストを開催している。その思いを受けて素晴らしい作品にされ、さらに皆に伝わっていくことこそが一番嬉しいこと」と述べた。
 ライオンとともにコンテストを主催する特定非営利活動法人雨水市民の会の山本耕平理事長は、東京スカイツリーにも雨水貯水槽が備えられてい、雨水が再利用されていることを紹介した上で、「雨は空気中の塵や汚れをきれいに洗い落とす。色々な意味で生活を支えている大事さを普段なかなか意識しないから、改めて作品を作るのは難しいことだと思う。今年は面白い切り口の作品が多く出てきた。ポスターのアイデアや、作文もとても表現力が良く、自由研究も仮説を色々な手段で実験して、ダメならフィードバックし繰り返すプロセスで研究されており、レベルが高い」と講評した。
 なお入賞者や作品の詳細はライオンのWebサイト(http://www.lion.co.jp/ja/csr/social/rain/)で公開されている。