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IOCがアジア初のMARIO SOLINAS授賞式

 IOC(インターナショナル・オリーブ・カウンシル)は4月13日、東京・目黒区のウェスティンホテル東京において、IOCが主催する唯一のオリーブオイルコンペティション「MARIO SOLINAS QUALITY AWARD」の授賞式をアジアで初めて開催した。
 同賞は、2000年から始まり、その年の世界最高のエキストラバージン・オリーブ油(EXV)を決める国際的なコンペティション。昨年までは、スペインと米国で開催されてきたが、今年、アジアで初めて日本で開催された。
 当日は、130品の応募(スペイン79、ポルトガル39、チュニジア4、ギリシャ3、モロッコ3、イタリア2)の中から選ばれた12品のEXVの授賞式を執り行った。
 IOCのアブデルラティフ・ゲディラ事務総長は、「このMALIO SOLINASは、IOCにとって非常に大きな意味を持つものである。この賞は、16年前に創設されたもので、IOCの理念を分かち合い、オリーブ油への情熱を持つ人々の粘り強い努力、献身的な仕事に対して評価し、認知するもの。同賞は、そうした生産者の能力の高さ、オリーブ油の品質に対して賛辞を与える。さらに、この賞は、世界トップレベルのオリーブ油をクローズアップし、世界に向けて発信するというIOCの役割を表すものである」などと挨拶した。