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食・楽・健康協会がロカボマークを発表

 (一社)食・楽・健康協会は6月17日、東京・有楽町の東京交通会館において、「ロカボマーク記者発表会」を開催した。
 ロカボとは、食事から摂る糖質を少なくする、緩やかな糖質制限のことで、血中糖質の改善、体重減少などの効果が期待される。同協会では、1食あたり糖質20~40g(日本人平均は90g)、1日の糖質量130g以内を推奨している。ロカボマークは①食・楽・健康協会の会員であること②1食あたり糖質~40gであること──を満たしたうえで、協会の審査の上で付与される。
 記者会見の冒頭で、同協会の山田悟代表理事は、のロカボ食について「お腹が空いたら食べてよく、太っている人が痩せることができ、痩せている人が筋肉のついた引き締まった体型となり、血液中の脂質、血圧、血糖値が改善する」と効果を説明した。その上で、「健康のために食の楽しさを削るのではなく、食の楽しさを追求しながら、ロカボを意識すれば健康で、やせていく」と強調した。
 なお、6月17~19日に東京交通会館で、ロカボ商品を一堂に集めたロカボマルシェを開催した。江崎グリコ、キリン、サラヤ、竹本油脂、森永乳業、モンテール、ローソンなど会員企業が参加し、ロカボ商品の販売やサンプリングを行った。