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全日本菓子協会が第31回通常総会開催

 全日本菓子協会は6月15日、東京・港区の浜松町東京會舘において第31回通常総会を開催した。
 今期は改選期ではないが、会員団体の役員異動にともない、槇春夫氏(全国米菓工業組合理事長)が新たに副会長に就任した。また常務理事には新たに、高木幸夫氏(全国米菓工業組合専務理事)、島田純氏(全国ビスケット協会専務理事)、植田豊氏(全国飴菓子工業協同組合理事長)、池田昇氏(日本チューインガム協会副会長)、片山広史氏(日本チョコレート工業協同組合専務理事)、三須和泰氏(全日本菓子工業協同組合連合会副理事長)が就任した。
 総会後の懇親会冒頭に挨拶を行ったで川村和夫会長は「菓子業界も少し元気が出てきた。3年連続で菓子全体の需要が伸びており、昨年は生産数量を生産金額が上回り、しかも2%台半ばまで需要が伸びている。長年、横ばい状態が続いていたが、いよいよ菓子業界にもデフレからの脱却の流れがきた」と安堵の表情を見せ、この勢いを続けたいとの考えを示した。