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ボーソー油脂×和洋女子大学連携コメ油レシピ第3弾

 ボーソー油脂と和洋女子大学は産学連携を通じ「米油を使って 簡単、キレイに!朝活レシピ」を開発し、9月20日、東京・大手町のKKRホテル東京でレシピ発表会・試食会を開催した。両者の産学連携レシピ企画は、お弁当レシピ開発やおもてなし&スイーツレシピに続いて今年で3回目。トコトリエノール(ビタミンE)やγ-オリザノールなどの栄養成分に富むコメ油ヘルシーさや、コメ油のおいしさ、調理の利便性など幅広いメリットをレシピを介して伝えていくことが狙いだ。今回は「油はどうしても昼食や夕食に摂るものというイメージを打破したいという思いや、忙しいとつい抜いてしまう朝食の中にコメ油を加えることで一日の活力にしてもらえるような新しいメニューを提案したい思いから、朝活レシピに挑戦した」(ボーソー油脂・営業第3部佐藤淳紀氏)。
 レシピ開発は今年2月からスタートし、和洋女子大学健康栄養学類の学生6グループ21名がレシピ開発に参加し、5月末に行われた選考会で最優秀賞と優秀賞が選定された。このレシピを掲載したPOPを付けた「米油」600gボトルは10月中より全国のスーパーや百貨店へ出荷を始める。また、最優秀賞・優秀賞以外のレシピも含めて、ボーソー油脂のWebサイトで9月21日より公開されている。
 最優秀賞に選ばれたグループは、手軽に朝からコメ油が使える「オイルおにぎり」と常備菜としても使える一品「ピクルス」を考案した。「コメ油の特長を活かした新しいメニューを考えることがとても大変だった。思いついたメニューはすべて試作を行った。レシピを考えついた段階では良いと思っていたものも、実際に試作してみると時間や手間がかかったり、味があまり良くなかったり、試行錯誤した。コメ油以外の油でも作り、コメ油の良さが出せているかという比較も行った」という。
 「オイルおにぎり」は、いつものおにぎりにコメ油をプラスするだけの手軽さが朝食に最適。クセのないコメ油が具材のおいしさを引き立てるので、具材は何でも大丈夫。また、フライパンで焼きおにぎりにしたり、さらに焼きおにぎりをスープに入れてスープご飯としても楽しめる。「ピクルス」は、夜に作って朝食べることができる常備菜。コメ油の酸化しにくい特長があるからこそできた一品。通常のピクルスには油を入れないが、コメ油を入れることにより酸味が強すぎず、口当たりもまろやかになる。そのため、子供でも食べやすく、「オイルおにぎり」との相性も抜群だ。
 優秀賞には、“Hot?Cold?気分に合わせて選ぼう&身体も心もほっこり”をコンセプトにした「あなたはどっち?2種のyellow smoothie」と「ソイ味噌ワンタンスープ」を開発したグループが選ばれた。