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雪印メグミルク第2四半期決算 主力品の売り上げ増で増収増益

 雪印メグミルクは11月10日、平成29年3月期第2四半期決算説明会を開催した。同社の第2四半期の連結業績は、売上高2,993億円(前期比103.0%)、営業利益108億円(同143.4%)、経常利益111億円(同152.7%)、純利益74億円(同62.9%)と、前期に対して増収増益となった。純利益は、前期の閉鎖工場の売却収益がなくなったため減益となった。
 セグメント別では、主力の乳製品および飲料・デザート類セグメントが増収増益、飼料・種苗セグメントは減収・増益となった。

 西尾啓治代表取締役社長は、32億円の営業増益要因に関して「チーズやヨーグルトなどの主力商品の売り上げが増加したこと、ガセリ菌SP株ヨーグルトなど、高付加価値商品の拡売による製品構成の改善、その他、原油安などによるエネルギーコストが減少したことなど」と述べ、中期経営計画の戦略や進捗などについて説明した。