• 団体

SOY CANADAが食品大豆セミナーを開催

 SOY CANADA(カナダ大豆協会)は2月23日、東京・港区の在日カナダ大使館において、カナダ食品大豆セミナーを開催した。
 始めに、ジム・エヴァーソン専務理事が、カナダ大豆協会の最新情報を伝えた。2016年度の特記事項には、カナダの大豆生産量が9年連続増加したこと、カナダにおける大豆生産・流通はカナダ経済に56億カナダドル貢献したことなどを挙げ、「農業での成長分野ということで、政府も大豆生産には注目している」と伝えた。また、2017年3月には日本の豆腐・味噌業界などの技術使節団をカナダに招聘してニーズに合った品種開発に取り組むほか、カナダ大豆協会のHPは日本語版を開始し、ユーザーが直接情報にアクセスすることを可能にした。
 
 続いて、ラムジー・イェルダディレクターが世界とカナダの大豆需給について、シンジェンタAG社商業部長でカナダ大豆協会ディレクターのデービッド・スタンレー氏がカナダの食用大豆研究プログラムについて、それぞれ説明した。最後には、ゲストスピーカーとしてカナダ農食品政策機構のデイヴィッド・マキネス社長が「カナダの自然環境への配慮」と題して講演した。