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JBCMが通常総会を開催

 協同組合日本製パン製菓機械工業会(JBCM)は5月23日、下呂温泉・水明館で第56回通常総会を開催した。
 総会冒頭に挨拶した増田理事長は、業界の課題としては、まず、働き方改革への対応を挙げ「グローバル・スタンダードの一環かもしれないが、受注生産で短納期を求められる私たちにとっても大問題になってくる。人件費増で、結局コスト高につながってしまう。一方、パンや菓子の値段はほとんど上がらず、マーケットがどんどん変化していく中で、顧客のニーズもこれまでとは違ったものになってくると思う。そういった変化を理解しながら、いかにこれらの変化についていくかが業界発展に必要なことだろう」との考えを示した。また、後継者問題などについて「この5年くらいで世代交代が大きく進んだので、IoTをはじめ1社単独ではできないことを業界として取り組み、業界のさらなる発展に繋げ、ユーザー業界の期待に応えていきたい」と語った。