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テーブルマークが秋冬新商品でGO!GO! 戦略を始動

 テーブルマークは7月26日、東京・羽田の食品開発センターにおいて、2017年秋冬新商品発表会を開催した。同社は今回、新商品として家庭用冷凍食品9品、業務用17品、リニューアル品として家庭用冷凍食品17品、業務用9品を発売する。はじめにマーケティング&セールス本部の春口真一マーケティング&戦略部長が挨拶した。
 春口部長は戦略部長に就任してからの半年間について、冷凍うどんの順調な販売状況を振り返り、下期については「冷凍麺GO!GO! プロジェクト」を始動するとした。これは“素材麺5×具付麺5”で季節・エリア毎の優先商品を明確化して提案する戦略で、春口戦略部長は「店内競合に勝つためには、それなりの品揃えと冷凍ならではの差別化されたアイテムをしっかり、特にチルド麺との差別化では具付き麺が非常に大事な商品になってくる。チルドは具が付いていないので、そういうところを強化して、私どもの提案で“麺を買うなら冷凍食品の売場で”とお客さんを誘導するということを実現したい」などと意気込みを語った。

 冷凍麺の新商品としては、「国産小麦 減塩うどん3食」と「蕎麦打ち職人 海老天そば2尾入り」を発売する。
 減塩うどんは、食塩相当量を同社比50%カットしながら、独自のミキシング、茹で上げの技術によって、同社特有のもちもち食感やコシを維持している。
 海老天そばは、既存品の海老天1尾入りに対してより価値を高めた2尾入りで、贅沢感とインパクトのある商品に仕上げている。

 冷凍麺以外では、ステープルとして注力する冷凍米飯から、「和のごはん 国産こしひかりの鶏めし360g」を新発売し、年間定番を狙っていく。
 また、ステープルに次ぐ柱と位置付けるスナックでは、シェアNo.1を誇るお好み焼・たこ焼カテゴリーをより強化すべく、装い新たに新シリーズ「粉もん亭」を立ち上げ、新商品「焼そば&たこ焼」「焼そば&お好み焼」は、焼そばの風味・食感も改良しての新発売となる。