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Soy Canadaが食品大豆セミナーを開催

 Soy Canada(カナダ大豆協会)は3月2日、東京・赤坂のカナダ大使館において、カナダ食品大豆セミナー・レセプションを開催した。
 はじめに、同協会のロン・デイビッドソン専務理事が開会の辞として「カナダの大豆生産は、2008年から2017年の間に131%増加した。大豆の生産はこれから10年の間に、さらに増加する予定だ。遺伝子や科学的な技術がすでに出来上がっており、それをこれからも大いに活用することができる。また、Non-GM大豆の生産量は25%増えることが見込まれている。日本にとっては関心の的かと思う。Non-GMの農家がプレミアム価格で大豆を売ることができれば、これが実現される。GMOの大豆の生産がますます増えていくなか、Non-GM大豆の生産もさらに増やしていく必要がある」などと述べ、カナダの食品大豆輸出におけるわが国の重要性について語った。
 続いて、カナダ農業食品政策研究所所長で、農業・食品分野で弁護士としても活躍するドナルド・バッキンガム博士が、「カナダの農業・食品:成長・信頼・自然資本」について、オンタリオ穀物生産者協会のマーク・ブロック理事が、「研究開発・持続可能な発展に対するオンタリオ州の取り組みについて」、ジム・ミリントン市場開拓ディレクターが「カナダ大豆協会の使命」について、ローラ・アンダーソンプロセス検証・認定担当全国マネージャーが「カナダIP認証制度(CIPRS)」について、それぞれ講演した