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味の素が2018年秋季新製品でマヨネーズを刷新

 味の素は7月10日、東京の品川プリンスホテルにおいて、2018年秋季新製品試食説明会を開催した。執行役員の森島千佳家庭用事業部長が登壇し、販売状況や事業ミッションとあわせて新製品について紹介した。
 森島氏は始めに、直近の同社販売状況について「2018年度第1クオーターは前年同期比102%ということで、外部環境のGDP、家計最終消費支出等とだいたい同等かそれ以上で推移している。具体的には、2018年度に入り『Cook Do』は広告も直近で刷新したが、大変好調に推移している。4~6月で2桁の伸びで、第1四半期としては売上過去最高を記録している。また、『丸鶏がらスープ』も第1四半期に過去最高の売上で、こちらも大変好調に推移している。そこに、約半年前に紹介した新製品もオントップして、順調に浸透している」と報告した。

 今秋の新製品に関しては、マヨネーズが今年発売50周年を迎え、「ピュアセレクト」シリーズを品質やブランドの面から強化する。新たに、加熱酢+白ぶどう酢・木樽熟成モルト酢などから成る特製“ピュアセレクト ビネガー”を活用し、酢カドを取ってやさしい味わいに仕上げた。また、「ピュアセレクト コクうま」65%カロリーカットは、卵の量を約1.5倍に増量し、コク味が向上した。さらに、シリーズ全品で卵をモチーフにしたパッケージにリニューアルし、ブランドの視認性・統一感を向上させた。環境への取り組みも強化しており、全品種のボトルで植物由来樹脂を10%使用、ボトル素材の厚みを薄くすることで5%の軽量化を実現した。これにより、CO2排出量は年間約320トン削減され、廃棄物量削減にも貢献する。