• 団体

全油販連が油脂未来セミナーを開催

 全国油脂販売業者連合会(全油販連)は、「油の価値を的確に理解し伝えることができる力」や「油の新しい価値を作り出せる力」を体得することによって、油脂販売業界全体が「メーカーとユーザー・消費者の双方にとって価値ある存在になることを目指し、「油脂未来セミナー~油の花から実へ~」をスタートした。
 全油販連会員各社の若手・中堅の従業員を対象に、講義とグループ討論、視察、調理、テイスティング等の体験学習を組み合わせた内容を3~4カ月に1回のペースで2年程度を目途に、東京・愛知・関西の3ブロックでほぼ同時期に同内容で、継続して開催していく。その第1回が東京・中央区総合スポーツセンターで「油と油問屋の歴史」をテーマに開催された。全油販連会長の宇田川公喜会長が「油問屋の成り立ち」について、日本植物油協会の齊藤昭専務理事が「世界・日本の油脂情勢の変化、現状の油脂事情に関する各種論点」について講演した。その後、歴史的あるいは現在の油問屋の課題についてグループ討論を行った。