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ライオンが「ルックプラス バスタブクレンジング」新商品発表会

 ライオンは、忙しい現代人の家事負担低減に向けて、低負担でも確かなキレイが手に入る新方式のそうじを提案する「ルックプラス」ブランドから、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」を9月26日に新発売した。これに先立ち9月25日、東京・渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスにおいて新商品発表会を開催した。

 発表会では始めに、トレンド評論家の牛窪恵氏が「働く女性と現代家事のトレンド」をテーマに講演した。牛窪氏は、共働き世帯の増加や便利な家電の普及などにも関わらず、日本の女性の家事時間が30年間でほとんど変化がない現状について「(日本の女性たちには)“掃除は自分の手で何かしないといけない”とか、いろんな意味で“こだわり”が良い意味であるのではないか。これを私は『大和撫子シンドローム』、日本の女性ならではのこだわりということで言っているが、こういうものが今も引き続きあるのではないか」と問題提起した。
 牛窪氏によると、現代女性は効率よく家事をこなすために、最近では“時短”に加えて“時コン(時間コントロール)”を意識しており、最新家電や様々なツールを用いながら家事の作業時間を“切り分け”しコントロールすることで、家事へのこだわりを実現しつつ時間を捻出しているという。
 「近年のヒット商品は、いろんな意味で少しずつ家事を切り分けて“他力”を借りていくというものだ。ライオンの今回の商品も、まさにその“時コン”ができる、家事を切り分けして他力で女性たちの味方をする、そういう商品だと思っている」と「ルックプラス バスタブクレンジング」を紹介した。

 続いて、ライオンのヘルス&ホームケア事業本部リビングケア事業部「ルック」ブランドマネージャー宮川孝一氏が新商品について説明した。
 宮川氏はまず、新商品の開発背景となった現代社会の家事事情として、現代の共働き女性が家事の合間にトイレに行く暇もないほど慌ただしい毎日を送っている現状などを紹介し、「ルックプラス バスタブクレンジング」でお風呂掃除に着眼した理由として、「お風呂掃除は、数ある家事の中でも、最も嫌われる負担が大きな家事として認識されている」ことを挙げた。
 浴槽の掃除方法を詳細に分析すると、まず浴槽に“洗剤をかける”、次に“スポンジ等でこする”、最後に“シャワーで流す”といった3工程を踏むのが最も一般的で、その中でも浴槽を“スポンジ等でこする”工程こそが肉体的にも精神的にも負担になりがちという。
これまでの浴室用洗剤が提供してきた価値には、「残念ながら、スポンジでこする工程そのものの負担を根本的にラクにしてあげられるような商品はなかった」として、新商品開発ではこれを目指した。

 宮川氏は開発の経緯や新技術について説明し、実演を交えつつ「浴槽全体に洗剤をかけやすい“ムラなく広がるミスト”と、こすらずに落とせる洗浄力“無力化洗浄”。この2つの実現によって、バスタブクレンジングは、ついに浴槽のこすらず洗いを実現した」と新開発の機能をアピールした。
 トークセッションでは、CMキャラクターの鈴木梨央さんが「ルックプラス バスタブクレンジング」について「シューッとするのも本当に楽しいですし、すごくお風呂掃除がラクになると思います」と終始驚いた様子で感想を話し、その魅力を伝えた。