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J‐オイルミルズの下期は高付加価値品拡販や物流効率化を推進

 J‐オイルミルズは11月16日、本社において、2019年3月期第2四半期決算説明会を開催した。第2四半期は、売上高933億4,000万円(同1.1%増)、営業利益32億6,100万円(同85.8%増)、経常利益34億3,800万円(同73.7%増)、純利益29億1,900万円(同70.1%)と増収増益となった。
 上期の概況について、八馬史尚社長は、「上半期は良好なミール相場環境によるコストが引き下げられた一方、価格改定で一定の水準を維持できたことが増益の主な要因である。計画との対比では、売上面で若干遅れがみられるが、利益面は概ね計画通りに推移している。ただし、内容をみると、高付加価値商品の進捗の遅れや油脂加工品の採算悪化が課題として認識している。また、当期純利益も70%増となっているが、これは昨年度、住吉工場閉鎖に伴う特別損失があったが、今年度はその土地の売却による特別利益を計上していることがある」と総括した。