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石洗工がプラスチック使用量削減の進捗を発表

 日本石鹸洗剤工業会は2018年12月15日、油脂工業会館において記者会見し、容器包装プラスチックの17年使用量が95年比42%削減して、第3次自主行動計画の目標値を2年目で達成したことを明らかにした。
 同工業会は、1995年から容器包装プラスチックの使用量に関して使用量削減の取り組みを開始した。11年には、同工業会の主要8製品群で、製品出荷量あたりの容器包装プラスチック使用量(原単位)を95年比40%削減する第二次計画の目標を達成。さらに、16年には、第三次計画として、20年までに42%削減するという目標を策定し、活動をスタートした。
 初年度の2016年は、95年比で41%削減を実現した。17年は、製品出荷の伸びにより前年比2.5%増加(95年比8.8%増)する中で、原単位でみると、17年は48.8kg/トンで前年より若干減少。95年比で42%減少となり、第三次自主行動計画の目標値42%を2年目で達成した。