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不二たん白質研究振興財団がTICAD7でシンポ

 不二たん白質研究振興財団は8月28日、横浜市のパシフィコ横浜において、「第7回アフリカ開発会議」(TICAD7)の公式サイドイベントとしてシンポジウムを開催した。
 当日は、清水洋史理事長(不二製油グループ本社社長)、山本茂理事(十文字学園大学女子大学大学院教授)の2人が登壇し、大豆たん白の健康効果や大豆たん白質によるアフリカ市場でのビジョンなどについて報告した。
 最初に壇上に上がった清水理事長は、まず、財団の事業活動を紹介した。主要な事業は、大豆たん白質および大豆関連成分に関する研究の奨励および援助であり、これまで助成事業40年、財団として22年事業を継続し、助成件数は、約1,100件に達している。また、不二製油グループは、製菓・製パン素材、大豆たん白、油脂の3つの事業領域を持っており、事業としては、油脂が中心になるが、「大豆が世界を救うことになる」(清水理事長)という理念をもって事業展開を進めている。