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カネカがベルギーの高級チョコレートを本格展開

 カネカは11月27日、東京・千代田区のベルギー大使館で、「ブノワ・ニアン プレス発表会」を開催した。
 同社は、ベルギー国内で5店舗を展開するチョコレートブランド「ブノワ・ニアン」を9月から日本国内での販売をスタート。PUR NATURE社との提携による乳製品に加えて、高品質なチョコレートを販売し、食品分野におけるB to C展開を加速させる。
 発表会では、カカオ職人のブノワ・ニアン氏が来日し、こだわりのチョコレートの製法や商品内容、ブランドの歩みなどについて説明した。
 エンジニアからショコラティエになったニアン氏は、チョコレートのこだわりについて「原材料から作る作業は独学で習得した。世界の99%のメーカーは、世界の7つの大きなグループからチョコレートを仕入れて、自分のチョコレートを作り上げるのが一般的である。しかし、私はその99%のカテゴリーに入るのではなく、残りの1%、自分自身で原材料をゼロから100を作り上げたいという情熱があり、したがって1%のレアな市場を狙っている。私のこだわりはシングル・オリジンのみならず、シングルプランテーションにもある。一つのチョコレートを作るのに一つのルーツ、一つのオリジン、一つのプランテーションからきている」などと語った。