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雪印メグミルクが2020年春季新製品発表会

 雪印メグミルクは1月31日、東京・新宿区のリーガロイヤルホテル東京において「2020年春季新製品発表会」を開催した。
 冒頭に、板橋登志雄常務が挨拶に立ち、新製品開発の背景や商品概要について説明した。板橋常務は、生活者を取り巻く社会環境や生活者の食へのニーズについて言及した上で2020年春の商品開発におけるポイントとして、“継続する健康ニーズ”、“中食・内食への回帰”、“「日本」への注目”の3点を指摘。そして「健康やおいしさの価値を提供していきたい」と強調した。
 春季新商品・改良品は、新商品31品、改良品30品、合計61品を3月上旬以降、順次発売する。
 油脂関連では、家庭用マーガリン類で「バター仕立てのマーガリン」および「ネオソフト ハーフ」を改良発売したほか、家庭用ホイップクリーム「ホイップ 植物性脂肪40%」と「ホイップかるい口どけ 植物性脂肪30%」をリニューアルした。
 マーガリン「バター仕立てのマーガリン」は、バターのコクを強化したほか、商品特長である「豊かなコクと香り」を訴求したデザインに変更した。バターを15%使用。希望小売価格は230円(税抜き)。ファットスプレッド「ネオソフト ハーフ」は、ユーザーからの声に応えて、クセのない食べやすい風味への改良を行った。また、コレステロールゼロをより強調したデザインに切り替えた。希望小売価格は220円(同)。両製品ともに、トランス脂肪酸低減の取り組みを訴求したアイコンを変更し、安心・安全を訴求している。