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石洗工がプラ使用量削減の進捗を発表

 日本石鹸洗剤工業会は2020年12月18日、東京・日本橋の油脂工業会館で記者会見し、容器包装プラスチックの19年使用量が1995年対比で前年と同様に41%削減したことを発表した。
 同工業会は、1995年から容器包装プラスチックの使用量に関して使用量削減の取り組みを始めた。2016年に、第三次自主活動計画として20年までに主要8製品群で、製品出荷量あたりの容器包装プラスチック使用量(原単位)を95年比で42%削減する自主行動計画を策定した。
 2019年における対象製品群のプラスチック使用量は、8万5,100トンで製品出荷の伸びにより前年比2.9%増加、また95年との比較では18.0%増加した。自主行動計画の目標基準である「製品出荷量あたりの容器包装プラスチック使用量(原単位)」でみると、2019年は、50.2kg/トンで前年と変化なく、1995年比で41%減となった。