Ｊ－オイルミルズは８月８日、本社会議室において第１四半期の決算発表と営業概況の報告記者会見を開催した。
同社の第１四半期は増収増益を達成した。売上高は465億6,600万円（前年同期比108.7％）、営業利益18億円（同160.4％）、経常利益19億円（同159.2％）、四半期純利益10億6,800万円（同221.3％）となった。通期予想では営業利益を73億円と見込んでおり、第１四半期の目標はほぼ達成できたといえる。
松居伸一取締役営業本部長（専務執行役員）は「第１四半期の決算の数字だけを見ると増収増益になっているし、年間73億円の営業利益という予想からみても18億円という四半期の営業利益はオンラインにある。本来だと胸を張って営業報告をしたいが、18億円の営業利益は、営業の販売数量と価格改定で稼ぎだしたというより、かなり全方位的なコストダウン、経費の見直しなどに取り組んだことで、オンラインの数字を達成できたというのが率直な状況」と語った。