マリンフードが新しいロゴを採用 2258点の応募から最優秀作品決定
posted on : 2011.10.21
「ガーリックマーガリン」やチーズ、ホットケーキで知られているマリンフード(本社・大阪府豊中市)は、新しい企業ロゴの公開募集を行っていたが、このほど2,258 点にのぼった応募総数から3度の選考を行い最終当選作品を決めたことを明らかにした。今回の募集は8月16日から9月15日までの期間で行われたが、話題を呼んだのは1等賞金が100 万円と高額だったこと。最終選考に残った23点は、ほとんどがプロのデザイナーの作品だった。激戦を切り抜け1等を射止めたのは、長澤デザイン事務所代表の長澤理氏(52歳)。食品のパッケージデザインなどを20年にわたって手掛けているベテランのデザイナーだ。
当選作品(右写真)は、2つの円の組み合わせで構成された温かみの感じられるデザインで、中の模様は「M J F」を図案化したもの。MとFはマリンフードの頭文字であり、Jは「JUMP THE FRONTIER 」という同社のキャッチフレーズから採ったものだ。来年から順次新しいロゴに切り替えて行く。
同社は開拓者として、「スティリーノ」(チーズタイプ食品)、「たらこスプレッド」、「チョコフォンデュ」など他にない新しい食品の開発に挑戦し成功を収めている。新しいロゴが今後の成長への糧になることを期待したい。