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昭和産業が中国でのプレミックス事業を強化 合弁の大成昭和食品が新工場建設

 昭和産業は中国・天津で大成集団(台湾の食品・飼料などの大手企業)との合弁で、大成昭和食品(天津)有限公司を2003年に設立し、中国国内においてプレミックスの販売を行っているが、10月27日、中国市場での販売量の増加、市場のニーズの多様化に対応するため、新工場を建設することを明らかにした。大成昭和食品(天津)の資本金を現在の195万ドルから895万ドルへとに700万ドルの増資を行い、新工場の建設資金を捻出する。昭和産業は増資の45%を引き受け、出資比率は40.1%となる。新工場は、従来の乳・卵フリーの設備の他に新たなラインを増設することで、年間1万2,000トン能力となる。延べ床面積は8,000平方メートルで、6階建てとなる。2012年6月から稼動する予定。