日清オイリオグループが2013年歳暮期の「日清オイリオギフト」を発表
posted on : 2013.10.03
日清オイリオグループは10月2日、「2013年歳暮期日清オイリオギフト」発表会を開催した。朝倉昌彦執行役員家庭用事業部長が中元期のギフト商戦の概要と歳暮期の販売方針を報告した。
同社によると、2013年の中元市場全体は速報ベースで前年比97%の4,642億円で、件数ベースでは同96%と前年を下回った。世帯当たりの贈答件数は平均4件、1件当たりの平均単価は3,767円、贈答世帯率は前年に比べ約3ポイント下回る56%で贈答市場の縮小傾向が続いている。主要カテゴリー別にみると、売上げ構成比の大きいビールおよび飲料類、洋菓子類は概ね販売構成比を高める一方、そうめん、調味料、コーヒー類は苦戦傾向が続いた。
食用油・調味料ギフトについては、依然として一般的な食用油ギフトや調味料ギフトの販売構成比が大きいものの、オリーブ油を中心に詰め合わせたギフトが評価を集め、販売数量が急増した。
同社の中元期の販売は、「ボスコオリーブオイル」を詰め合わせたギフトの販売量が増加したものの、食用油・調味料ギフト全体の低下傾向を補うことはできず、前年を若干下回る結果となった。
歳暮期の商戦については、中元期に好調に推移した「ボスコ」を詰め合わせたギフトセットをキーアイテムとして、特保の定番「ヘルシーリセッタ」、根強い人気の「日清べに花油」などを詰め合わせたバラエティ豊かなセットを展開していく。中元商戦からの変更点としては、特に、「ボスコ」のラインアップの強化を図った。