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ADEKAの第2四半期決算は増収増益

 ADEKAは11月19日、本社で「2013年度第2四半期決算説明会」を開催した。
 上期の連結業績は、売上高957億9,700万円(前年同期比108.3%)、営業利益60億7,500万円(同128.9%)、経常利益63億8,500万円(同142.6%)、純利益42億1,600万円(同175.2%)となり、増収増益だった。海外を中心に自動車や香粧品向けの高機能製品が大きく伸張し、国内では食品が堅調に推移したことが業績に寄与した。
 その中で食品事業については、売上高266億7,400万円(同103.8%)、営業利益10億9,000万円(同183.6%)と好調に推移している。郡昭夫社長は「円安による原材料価格の上昇などにより厳しい状況であったが、継続的なコスト削減や価格改定の取り組みを実施した。また、『アロマーデ』シリーズや口溶けの良いホイップクリームなどの高機能製品の増販が大きく寄与した」と語った。
 なお、食品事業の海外展開については、今年10月にマレーシアの工場を着工し、来年7月の竣工をめざしている。