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カネカ「フードフェスタ2014」開催へ

 カネカは2月26日、東京・新宿区のカネカ食品で記者会見し、同社食品グループが主催する展示会「カネカ食品グループ フードフェスタ2014」の概要を説明した。同フェスタは、4月8日より大阪会場を皮切りに全国5都市で開催し、今年の来場者数は1万名を目標にしている。
 会見では同社食品事業部の榎潤執行役員食品事業部長、カネカ食品の佐々木伸也社長、フードフェスタ実行委員長を務める千谷史郎カネカ食品取締役常務執行役員営業本部長が同フェスタの概要などについて説明したほか、食品事業部技術統括部の船岡利行商品開発センター長が新製品3品について紹介した。

 同フェスタの今年のテーマは「for smile つながるおいしさ、ひろがる笑顔」。4月8~9日の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)を皮切りに、5月14日に福岡国際センター、6月16~17日に東京流通センター、6月25日に名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)、9月25日にアクセスサッポロの全5会場で開催する。バラエティ豊かな新製品・新素材、「定番菓子のアレンジ」や「四季のパン」といったアイデアあふれるパン・菓子メニューの提案を行うとともに、各会場でのイベントも見どころだ。
 カネカのテクノカルアドバイザーである山崎隆二シェフが仮想店舗「Boulangerie DRAGON」を前5会場に出展。さらに大阪、福岡、東京、札幌の4日以上では、山崎シェフが焼いたパンに、フィリングや野菜を好みでチョイスし、自分流にアレンジして味わえる新感覚の試食コーナーを設置する。また、全5会場で、最近話題の淹れ立てコーヒーに注目して相性を追求したパン・菓子のアイデアメニュー各5品を提案する。東京会場では「レ・アントルメ国立」の魵澤信次シェフによる菓子モデル店の提案、福岡、名古屋、札幌の3会場ではレオン自動機とのコラボによる実演講習会を開催する。

 また、高級発酵バター風味を備えた高級志向のパンや菓子向けのコンパウンドタイプの付けマーガリン「ハイフレッシュHG」、純生クリームブレンド用乳素材「ラシェンテα」、飲料・製菓市場向けのナチュラルフレーバー「カネカフレーバーバニラ100」「カネカフレーバーシトラスベース」を同フェスタに出展するとどもに本格販売を開始する。