Ｊ‐オイルミルズとヤマキは３月９日、外苑前アイランドスタジオで「ヤマキとＪ‐オイルミルズのコラボレーション企画発表会」を開催した。
　昨年から、両社は、Ｊ‐オイルミルズの「AJINOMOTOオリーブオイルエクストラバージン」、「AJINOMOTO健康調合ごま油」、ヤマキの「割烹白だし」、「めんつゆ」を対象とした、コラボを展開している。このコラボは、うま味たっぷりの『だし』とコクの風味のある『オイル』を合わせることで、味の相乗効果が生まれ、美味しさの世界が広がることを伝えるもの。
　発表会で、挨拶に立った、J‐オイルミルズの内山明浩執行役員油脂製品事業部長は「だしのうま味とわれわれの油のコクと風味をジョイントして、消費者には新しいメニューを、量販店には新しい売場を提案しながら、新しい需要を創出していきたい。数年前にアヒージョという形でオリーブ油の新しい使い方を提案したが、今回、新たな切り口で広げていきたい。人口が減少する中で数量を伸ばすのは難しいが、風味油を中心に新しい食べ方、食シーンを提案することで金額ベースでは拡大できる」と強調した。