J‐オイルミルズ静岡工場が100周年を迎える
posted on : 2017.02.10
J‐オイルミルズは2月1日、静岡工場(静岡県静岡市)において、同工場100周年記念行事とオンサイト発電所の竣工式を開催した。
当日は、オンサイト発電所の竣工式を執り行ったあと、記念行事として植樹祭と静岡市・清水サッカー協会への記念品贈呈式を開催した。
植樹祭では、八馬史尚社長、小玉祐司取締役兼執行役員生産本部長、遠藤正史執行役員生産本部副本部長兼静岡工場長らが参加した。
冒頭、社員を前に挨拶に立った八馬社長は「静岡工場は、諸先輩の尽力によって100年の歴史を刻んできた。本日植樹するオリーブの木の花言葉は、平和・知恵・安らぎ・勝利で、これから新しい歴史を歩むにあたってこの言葉を携えて、しっかりと前に進んでいきたい」と語った。
続いて、静岡市・清水サッカー協会への記念品贈呈式が行われた。贈呈式には、八馬社長、小玉生産本部長、遠藤静岡工場長のほか、静岡市教育委員会事務局の望月久教育局長、清水サッカー協会の西村勉理事長、清水エスパルスの左伴繁雄社長らが出席した。
静岡工場がある旧清水市は、サッカーの大変盛んな地域であることから、今回、静岡市立中学校の全クラス(562クラス)に各1個計562個、静岡市清水区少年チーム全27チームに各5個計135個、オリジナルサッカーボールを贈呈するとともに、静岡市清水区少年チーム全27チームを対象に、清水エスパルスシーズンシートS席30席、駐車券6枚をプレゼントした。
オンサイト発電所の竣工式には、八馬社長、IBJL東芝リースの広井秀美社長、新日鉄住金エンジニアリングの藤原真一社長らが出席した。
オンサイト発電所の設置は、千葉工場(千葉県千葉市)に続いて2基目となる。新日鉄住金エンジニアリングが静岡工場の敷地内にエネルギー供給プラントの設置と余剰電力の販売、IBJL東芝リースが設備の所有と運営を行う。
このプロジェクトは、都市ガスによる8,000kW級のガスタービンを活用したコージェネレーションシステムにより、15年間にわたって安価な電気と熱(蒸気)の供給を行い、工場のエネルギー削減とコストダウンを図るというもの。これにより、同工場は、CO2発生量21%削減、14%の省エネが実現できる。