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マリンフードが夏休み2017宿題・自由研究大作戦に出展

 マリンフードは7月21~23日、東京ビッグサイトで開催された「夏休み 2017 宿題・自由研究大作戦」(主催:一般社団法人日本能率協会)に出展した。同イベントは、親子で体験型のプログラムが楽しめ、夏休みの宿題・自由研究に役立つことから、2015年の開催から人気となっている。同社は今年、初出展し、学校給食マーガリンの作られ方と、アレルギー対応商品を紹介した。事前予約制のブースも少なくない中で、マリンフードは整理券制に加えて臨機応変に追加枠を設け、途切れることなく訪れる親子への対応に追われながらも、食育を含めたマーガリンなどの啓蒙や自社PRに努めた。
 子どもたちが学校給食で食べるポーション型のマーガリンでマリンフードが約8割のシェアを持っていることを紹介した上で、マーガリンが水と油、乳化剤から作られることを子どもたちにわかりやすく説明した。試験管に油と水だけを入れ、振って混ぜても上手く混ざらない。そこで、油と水を上手くつなぎ合わせる乳化剤を加えることによって、きれいに混ざる現象を視覚的に伝え、さらに乳化剤役のスタッフが水・油役をしてくれた子どもたちと手をつなぐことで、乳化剤が水と油を仲良くさせる役割を果たすことを覚えてもらった。
 その後、「たらこスプレッド」や「ガーリックマーガリン」、「はちみつシュガーバターブレンド」、「私のアーモンド&バターブレンド」といった同社が家庭用で8割程度のシェアを持ち得意とするフレーバータイプのマーガリン類の試食を行った。近年の家庭用マーガリン類市場は需要減が続き厳しい状況にある中で、見て聞いて食べて、マーガリン類を笑顔でおいしそうに食べる子どもたちが数多くみられ、前向きにマーガリン類の良さを伝える活動の大切さに改めて気付かされた。また、動物性原料やアレルギー特定原材料等27品目を一切使用しない「ヴィーガン」シリーズも紹介した。