• 企業

築野食品工業が第5回レシピコンテスト

 築野食品工業は11月30日、東京・日本橋兜町の大麦サポーターズキッチンで「第5回築野レシピコンテスト」の最終審査を行い、最優秀賞、優秀賞などを発表した。
 同社のコメ油や山椒香味油を使用した一般消費者を対象にしたレシピコンテストは今年で5回目を迎えた。今回のテーマは「孫や子供とたべたいお弁当」。酸化しにくくおいしさが長持ちするコメ油は弁当作りに適し、学校給食でも広く採用されており子供たちにも安心でやさしい油だ。
 最終審査の開始にあたり同社の笠原美香子顧問は「より広い世代にコメ油を使った料理を楽しんでもらいたいと、孫や子供と食べたいお弁当レシピとした。今回、Instagramからの応募も受け付け、昨年よりかなり多く応募頂いた」というように74作品の中から5名で最終審査が行われた。
 最優秀賞には、浅川美由紀さん(写真前列中央)の「ベジフルランチボックス(なんちゃって鰻巻き卵、きびなごのマリネ)」が輝いた。実は浅川さんは前回優秀賞を受賞しており、今回は頂点を射止めた。ナスを使って鰻巻きのように自分なりにアレンジしたことや、余りがちだが栄養に富むパセリをふんだんに使い、きびなごをマリネに仕立てたことも高評価を得た。
 審査員を務めた料理研究科の足立敦子氏は「それぞれ素晴らしい作品を出して頂いた。手軽にでき、お弁当ですぐに使えそうなメニューばかりで、コメ油を普及するにあたって良かった」と総評した。また、金田油店の青木絵麻店長は「油屋としては、油は炒める、揚げるだけでなく、和える、混ぜる、ちょいかけする、マリネすると色々使い方がある。皆さん自然にそうしていたが、山椒香味油は加熱し過ぎず弱火で使うなど上手に使うと少し使うだけでもおいしくなる。これからもヘルシーなコメ油を使って日々料理して欲しい」とコメントした。