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不二製油G本社がパーム・カカオ調達方針説明会

 不二製油グループ本社は7月20日、オンライン上で「パーム・カカオ調達方針説明会」を開催した。
 当日は、最初に「ESG経営とグループ調達方針」について門田隆司取締役C”ESG”Oが説明を行ったあと、科野裕史執行役員がパームおよびカカオについての取り組みを報告した。
 最初に、門田取締役は、同社グループのESG経営の概要を説明した。その中で「不二製油はさまざまな社会課題を植物性食品素材を通じて解決する方法を取っており、PBFSと呼んでいる。当社は社会的な価値と経済的な価値を同時に備えた新しい価値を社会に提供していく」と強調した。
 その上で「多くの社会課題から経営に影響を与える課題をマテリアリティとして抽出し、それらを解決していくことで社会や企業の持続可能性を高めていくものと考えている」と説明した。
 さらに、門田取締役は「PBFSは、単なる物作りではなく、植物性の食素材によって社会課題の解決を追求していくという意思を表明している。したがって、このPBFSを通じてマテリアリティを解決する活動を行っている」と述べた。
 そして、パーム油、カカオについては、サステナブル調達が重要との認識を示した上で、「当社グループは社会的存在として環境的、社会的、経済的に持続可能な調達活動を推進する」と強調した。