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味の素冷凍食品は「レンジで焼ギョーザ」など“手間抜き”料理を提案

 味の素冷凍食品は1月6日、オンラインにて2021年春季新製品・リニューアル品説明会を開催した。
 冷凍食品の市場動向と同社の取り組みについて、マーケティング本部の熊田主道販売マーケティング部長が説明した。熊田部長によると、冷凍食品の持つ機能性が評価され、市場は拡大傾向にあるという。そうした中、同社では、コロナ禍における消費者の意識変化として、「自宅での食事機会の増加にともなう、食事準備の簡便さへのニーズ」「外食品質へのニーズ」「健康意識の高まり」の3つを挙げた。
 まず、「食事準備の簡便さへのニーズ」に対して、手抜きではなく“手間抜き”料理として、同社の「ギョーザ」を提案した。冷凍でもしっかりとおいしいことを若年ファミリー層が実感し、SNS等でも話題となり、情報番組でも多数取り上げられたという。そして今回、さらに新しいニーズに応えるべく、「ギョーザ」の新しいラインナップ「レンジで焼ギョーザ」を追加した。わずか3分間の電子レンジ調理で完成し、レンジ調理にもかかわらず香ばしい焼き目が特徴だ。小分けトレイ入りのため、ランチやつまみとして、食べたい分だけ温められる。関東地域限定での発売だが、今後は全国販売も計画しているという。また、同じく餃子商品で、プレミアム価格帯の「黒豚肉餃子」を期間限定で発売する。1個30gの大粒タイプのためしっかりとした食べ応えがあり、もっちりとした厚皮が肉汁を閉じ込める。XO醤をきかせたコクのある味わいが特徴だ。「外食品質へのニーズ」に対しては、ジューシーな豚肉に大ぶりのエビを加えた「大海老焼売」を発売。さらに、「健康意識の高まり」を受けた商品としては、「五目炒飯」を従来から塩分40%カットにしてリニューアル発売する。